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「古代エジプト」への思い

既に他で開設済みの「我がホームページ」から殆どコピーしました。

久々更新、で、憧れの「クレオパトラ」カルトゥーシュ表示。
(2010/07/02金 16:18)


2010/09/04土 死者の審判(アヌビス神)


 久々に追加。

 アヌビス神が死者の心臓とマート神(真実の神)の羽を天秤に掛け、その動きを
「冥界の神」オシリス神(右 腰掛けている神)が見届ける、と言う場面。
(「死者の書」によく描かれる。)
(下のパピルス絵画では、マート神そのものが描かれている、けど。)
(ちなみに「死者の心臓」は、壺に入っています。)

 昔、通っていた高校図書館には、結構「エジプト関係」の書籍が充実していて、
これに似たカラーの差し込みページを「注意深く、切り取った」記憶が有ります。
(勿論、良心とリスクと戦いましたが。 でも、折角の絵も捨ててしまった。)

 古代エジプトには、元々「星信仰」が有り、オシリス神はその象徴だったとの説も。
(「古代エジプト=太陽信仰」も、一時期は、疑問の時期が有った?
  特に「古王国」時代。(ピラミッドは、この時期に盛んに建造された。))

死者の心臓を天秤に掛けるアヌビス神

 PS.( 2010/09/08水 19:39 )

 見付けました。
(高校生の時、図書館で「確保」したパピルス絵画。)

 我が記憶のとおり、マート神は「羽」。
(そばに控えるのは鰐(ワニ)の姿のアメミット神。
                 「真実」を偽った死者の心臓を喰らう。)

 ・・・そう言えば、こんな絵画だったょな〜・・・、と想う。
死者の心臓を天秤に掛けるアヌビス神
2001/03/26月 「クレオパトラ」の事

 3月26日(月)の新聞各紙朝刊。

 かのクレオパトラは、実は「小柄で太った鷲鼻(わしっぱな)」で、決して美人
ではなかったとの報道。

 これは、大英博物館が2001年4月から開催する「クレオパトラ展」で彼女の
彫像を一堂に展示することで「判明した」こと??

 カエサルやアントニウスを「籠絡」した彼女の魅力は、むしろ「知性」にあった
らしい。

 「エジプト・フリーク」には、心地の良くないことですが、史実を素直に受け入れたい、と思います。

2001/02/18日 ミイラのDNA

 ツタンカーメン(トゥト・アンク・アメン)などの古代エジプトのファラオ達の
ミイラのDNA鑑定の可否が話題となっています。

 古代エジプト新王国第18王朝の諸々の悲劇・・・。
(ツタンカーメンと、兄とのこと、その父とのこと、年上の妻とのこと・・・。)

その頃、関係を深めた諸外国との交流も気になります。
(ネフェルト・イティら「外国人」妻とファラオとの婚姻とか・・・。)

  ツタンカーメンなどのミイラ、人間的には「そっとして置いてあげて・・・。」とは、思いますが、
 本心では、古代エジプトの史実を解明して欲しいと思います、です。

 PS.
  高校生の頃、「ツタンカーメンの父」で『異端の王』と言われたアク・エン・アトンに憧れました。
 (その頃、専横を極めたアメン神官団を駆逐する事に心血を注いだ・・・、しかし、彼は・・・。)
2000/10/21土 「ヒッタイト」都市発掘

 もう1か月ほど前の旧聞なのですが・・・。

 古代エジプトとも戦火を交えたとされる「ヒッタイト」古王国時代のものと推定
される大規模な都市遺跡群がトルコ中部カマン・カレホユック遺跡で日本調査隊に
より発掘された、との新聞報道。(9月30日(土)朝日夕刊)

 彼の「ヒッタイト」は、現在のトルコを中心に急激に版図を拡大、古代エジプト
とも交戦し、その後、古代エジプトに複数の馬に引かれた「戦車」や鉄器をもたら
したとされています。
 それまで、ナイルの豊かさの中での『平和』を享受していたエジプト人が、戦車
を駆って「海外進出」する契機となった古代国家の遺跡発見!!

  その後、古代エジプト壁画に、王が戦車に乗って敵を駆逐する場面が多く登場するようになりました。

 PS.
  本当は、古代エジプトに戦車や鉄器が入った時代の知識があやふやで、上記が正しい記述か自信ない。
1999/10/10日 『海の民』

 昨日(1999年10月9日(土))、何気なく見たNHK教育?の歴史講座。

 古代ギリシャ史を講義している中に、『海の民』と言う言葉を聴きとがめ、注視
しました。

 『海の民』と言うと、古代エジプト史でも、その影響を少なからず受けた歴史的
な事件の「キーワード」です。

 番組によると、ギリシャのクレタ島ミケーネ文明が滅亡したのは、スパルタ等の
「ドーリア人の侵入」が原因と言う今までの定説から、「海の民の侵入」に変わり
つつあるとか・・・。

 当時の東地中海史で、どこから来たのかも、どこへ消え去ったのかも定かでない
「海の民」が、ギリシャ史だけでなく古代エジプト史にも「大きな影響」を与えて
いたらしいことに、感動しました。

 彼の「アトランティス大陸」伝承の巨大な火山噴火により脱出した、高度な文明
を持った民族が、実はエーゲ海のどこかの島にいた『海の民』なのかも知れません。
1998/12/30水 世界最古の文字?

  12月16日の各紙夕刊によると、
 アビドスの先王朝「サソリ一世」の
 墓から、『世界最古の文字』が発見
 されたらしい。(5400年前)

  今まで最古とされたメソポタミア
 シュメールのくさび形文字よりも古
 いとか・・・。

  確かに、洗練されたヒエログリフ
 が突然、古王朝時代に出現したこと
 には、エジプト考古学の謎とされて
 いた。

  エジプトがやはり「先駆けの文明」
 であった可能性があることに、何か
 『懐かしさ』を感じます。




  左の粘土板は、「暗闇の山々」か
 「西」を意味する象形文字とか。
1998/09/20日 『世界不思議発見!』

    −−− 『世界ふしぎ発見!』(1998年9月19日放送)−−−

 ツタンカーメンの王妃アンケセナーメン(ankh s n amn)を取り上げていました。
若い王とちょっと年上の若い王妃。
(2人をモチーフにした玉座の背もたれの美しさ!)

 放送の中で、ミステリーハンター川幡由佳さんが描いていた絵、本当に彼女が
描いていたらしいことが、放送の最後の番組作成ビデオで流され、彼女のことが
気になります。(あの絵が欲しいょ〜)
1998/04/29水 『葦の海の奇跡』

     −−− 旧約聖書「出エジプト記」 『葦の海の奇跡』 −−−

 モーゼが、手を海の上に差し伸べると、神は夜もすがら強い東風を吹かせ、海を退
かせた。
 イスラエルびとは、海の乾いた地を行ったが、海は彼らの右と左に垣となった。

     −−−(彼のアメリカ映画『十戒』の元になった一節。)−−−


 エジプト王(パロ)の圧制に苦しんだヘブライの民が、スエズ地域からシナイ半島
に脱出するとき、それを率いたモーゼが起こした奇跡です。
 その後、モーゼはシナイ半島の『ジェベル・ムーサ(モーゼの山)』で神から十戒
を刻んだ岩板を授かります。

 この節で、エジプト王は悪者扱いですが、飢饉に苦しんだヘブライ人(羊を飼う者)
を受け入れ救ったのは、エジプトの豊かさでした。


 PS.
 1998年10月1日(木)テレビ東京で『十戒』を再放映してました。
改めて見ると、『ユダヤ民族主義』の臭いがぷんぷん、しかも、「古代エジプト」の
風俗が、丸で「ローマ風」になっていて鼻につきます。
 でも、映画も見たし、その後の何回かのテレビ放映も飽きずに見てます。
(チャールトン・ヘストンとかユル・ブリンナーとか米スペクタクルの代表作です。)

                                 1998/10/01

 PS.
 最近の新聞報道によると、私の好きな「旧約聖書」も、考古学的な史実が見当たら
ないことが、当のイスラエルの研究者から発表されたとか。
 『葦の海の奇跡』にしても、エジプトにいた数家族のヘブライ人が脱出した程度の
「些細な」ことらしい。(とすると、あのスペクタクルは・・・)

 でも、奇跡の推定としては、東地中海域の火山噴火による津波(引き潮)と言う説
もあるらしい。(兎も角、「遠い所、遠い昔」なのに、何故か『懐かしい』のです。)

                                 1999/11/03

 PS.
 往年のモーゼ役チャールトン・ヘストンが、今は全米ライフル協会(NRA)会長
だそうです。
 NRAは、少年少女を巻き込んだ銃犯罪蔓延への対策のため銃規制を推進する議員
(連邦、地方、上下両院とも)を落選させる運動やロビー活動を猛然と行っていて、
さすがのクリントン大統領も批判していることが最近の新聞記事になっています。

 かの名優も、「人の命」より特定業界の利権擁護を優先する単なるアジテーター・
指導者に成り下がったと言うことでしょうか?
 それとも、現実に「銃に頼らざるを得ないアメリカの悲劇」の象徴なのでしょうか?
(名画『十戒』の名がすたれます・・・。)

                                 2000/03/15
1998/04/05日 はじめに

 私は、幼少の頃から「古代エジプト」にあこがれを  
持っていました。

 あんな、ミイラとか王の墓とか「辛気くさい」もの
に何故興味を持ったのか分かりません。

 こどもの頃、10歳離れた姉が持っていた図鑑の中
に、クレオパトラのカルトゥーシュ(王名標)のイラ
ストを見付けて、ヒエログリフの「不思議さと優美さ」
に惹かれたのが、きっかけかも知れません。

 エジプトという地の「ほこりっぽさとひなた臭さ」
にも何故か惹き付けられました。

 その後、ツタンカーメン(余りこの言い方は気に入
りませんが)の黄金のマスクが日本に来たとき、その
豪華さの裏の「はかなさ」もより郷愁を誘いました。

 犬やら、カバやら、鷹やらの顔を持つ「神」と言う
のもハタから見れば異様ですが、「エジプシャン」に
取ってはかえって魅力なのです。
ハトホル女神とセティT世